<デジタル世代にフィルムが受けている理由>

ちまたではにわかに、フイルムで写真を写すのが流行っている。
なぜだろう?
その理由を私なりに考えてみたので順を追って説明したいと思う。
すぐに見れないフイルム独特の煩わしさが新鮮
デジタルカメラやスマホは、撮影してすぐに写真を確認することができる。
そして、すぐに加工したり消したりもできてしまう。
昔と比べて考えた時、言うならばコンビニのような感覚だ。
ただ、すぐに手に入ってしまうと人間は特別感を感じなくなる。
少し時間と手間はかかった方が、満足度は高いのだ!
フィルムはまさにその満足度を満たしてくれる時間が必要になるカメラなのです。
撮り終わってからの現像時間、これがワクワクや高揚感につながっているようだ!
失敗することの面白さ
デジタルの撮影はすぐに確認して、すぐに消去もしてしまえる。
フィルムの場合はその失敗はずーっとネガに残ってしまうのである。ただ、自分の失敗をまじまじと
確認できて、それを改善しようとする面白さがデジタルカメラから始めた世代には新鮮なんだろう。
くっきりはっきりしていない描写が面白い
スマホやパソコンの画面で見ると色味はとっても鮮やかに見える。そしてデジタルならではのHDRなどの写真の
撮り方を見てしまうと、それが基本になってくるのだと思う。
そんな中フイルムで撮った描写はどこか曖昧で、温かみのある雰囲気を演出してくれる。
そこに魅力を感じて使っている人も多いようだ!
SNSで共有できる
そして大きいのはSNSで撮影した写真をアップロードして交流できるところだろう!
特にinstagramは写真の投稿がメインで、ハッシュタグによって自分の撮影しているジャンルがすぐに探し出せるのも
一役買っている。
フィルムで撮った写真には#フィルムカメラなどでフィルムで撮った写真を共有して楽しんでいるようだ。
富士フイルムのマーケティング
富士フイルムは昨年のチェキや5年前から開発、発売しているXシリーズが非常に好調だ。
これは最高品質の商品を売るために営業戦略のたまものと思っている。
各世代のアイコンになるモデルやタレントを中心に雑誌でカメラを使ってもらったり、テレビに取り上げられている。
これにより一般層の目にも触れて大きなムーブメントが出来上がっているのだろう。
富士フイルム80周年、写るんです30周年は思いもひとしおだったと思うので、この戦略によって大成功だと思う。
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このようにしてフィルムカメラは今現在も多くの方を楽しませてくれている♪
写真を生業とする身としてはとても嬉しくい。