近年、モバイル機器、携帯電話やスマートフォンにもカメラが搭載されて、その機能や画質も日々向上してきていますね。
皆さんは1週間に何回ぐらいスマホで写真を撮りますか?
ご飯を食べに行ったり、ちょっとしたイベントに行った時にも撮影しちゃう人が多いとおもいます。身近で起こっていることを記録できるので重宝しますよね。
さて、それではなぜ既存のカメラがなくならないのでしょう。それにはどちらにもメリットが存在しているからだとおもいます。考え付くメリットを思い浮かべてみました。
<スマホなどのモバイルのメリット>
①携行性
なんと言っても毎日持ち運ぶことが基本の携帯電話なのでライフスタイルに密着していて何気なく撮影することができます。もちろん携帯電話は携行性も重視して作られているので、女性はカバンにポイっと入ってしまうしや男性ならパンツのポケットにも入れて持ち運ぶぐらいの感覚ですよね。
②アプリでの拡張性
写真の雰囲気作りにおいて大事なのは頭で考えたイメージに近づけることです。
そんな時にそれぞれのイメージにあった撮影ができるのがアプリです。昔風の雰囲気だったりトイカメラ風、さらにカメラの機能にまでアクセスした本格的な機能を搭載しているカメラアプリもあります。
さらには、撮影後にエフェクトを加えたり、加工専用のアプリがあるので、携帯の中で雰囲気を変えたり、文字を入れたりが完結することができちゃいます。
③容易な共有
昨今は写真を撮るだけではなく、各種SNSにアップして友達と感動を共有することが多かったりします。
携帯電話の場合は、撮ったものをすぐにアップロードできるのがその魅力だとおもいます。
<デジタルカメラのメリット>
①レンズの拡張性
携帯電話の場合はレンズが本体に固定されていますが、デジタルカメラの場合はレンズを交換できるのその魅力です。
時には広大な風景を撮るために広角レンズ。運動会に行って子供の頑張っている姿をアップで撮りたい時には望遠レンズ。道端に咲く花をドラマチックに撮りたければマクロレンズ。
などその時のシュチュエーションによって写りの根本を変えた撮影ができるのが大きな特徴です。
②画質
画素数は携帯電話のカメラでも上がってきていますが、映像を作るための心臓部とも呼べる”撮像素子”(CCD,CMOSとも呼ばれます)の大きさが大きいほど画質は良くなります。
携帯電話はその根本的なコンセプトにより大きな撮像素子は搭載できません。撮像素子を大きくすると設計上、本体の大きさや厚みが増えるためです。それでは本末転倒ですよね。
そういった意味合いで、携帯電話よりちょっと大きなサイズのデジタルカメラでは携帯に比べると高画質な写真が撮れるんですよね。
③満足感
やはり撮影している感が強いのはデジタルカメラじゃないでしょうか?
俺、わたしは今名作を撮ろうと努力しているぞって雰囲気が自分にも周りにも伝わると思います。
また、昔ながらの機械としての所有欲についてもデジタルカメラに軍配があがると考えられれます。
※ここに関しては、携帯も所有欲があると考える人がいると思いますが、カメラとしての機能よりも携帯全体という意味での所有欲の満足と思ってしまいます。
④クライアントへの安心感
上記の満足感にもつながりますが、仕事で使ったり人に依頼されて撮影する場合は、依頼してきたクライアント的にはいくら画質が良くて好みの写真に仕上がったとしても携帯で撮っていると不安になると思います。
<最後に>
このようなことがそれぞれのメリットに上がってきますので、両方の間くらいに位置する”コンパクトデジタルカメラ”通称コンデジは各メーカーともに販売数が減少してラインナップからも消えています。
”スマホカメラor本格デジタルカメラ”の2極化となっていっています。
もちろん本格デジタルカメラの中にもエントリーモデルとプロ御用達のフラッグシップなど幅はありますが。
やはり、両方とも状況に使い分けて撮影するのが一番だと思います。
もしも、携帯電話の撮影やデジタルカメラの撮影の上達を考えている人は、リンク先の詳細を見てみてください。
<スマホ>
https://pooloftime.net/iphoneschool/
<デジタルカメラ>
https://pooloftime.net/step/